大河ドラマ 江 父の仇 [大河ドラマ 江 感想]

第2回 「父の仇」

第1話 湖国の姫 でも書いたように 織田市の正確な結婚時期がわからないと
娘 三姉妹たちの誕生年も同じように 本当のところはよく分からないのが事実です

ドラマでは 浅井長政と市の結婚を 永禄11年(1568)に設定されていた


○ 長女 浅井茶々(淀殿)の生年は 一般的に永禄10年(1567年)とされている
これは 江戸後期の 翁草 が享年を 数え49歳とするところからで 没年は 慶長20年(1615年)と
いわれていますので 逆算すると 永禄10年(1567年)になります

永禄10年(1567年)の 茶々誕生説であれば・・・
ドラマがとった 永禄11年(1568年)浅井長政・織田市の結婚説は→ 破綻してします!

ドラマでは永禄12年(1569年)説をとられている


○ 次女 浅井初は 通常永禄13年=元亀元年(1570)誕生とされるが
→ 根拠希薄である


○ 浅井江(督)は 江戸後期に作成された 徳川家の女性伝 以貴小伝 が
享年54歳(寛永3年9月15日=1626年11月3日没)とする事で 天正元年(1573年)誕生とされた


これは 父 浅井長政滅亡の年を一致する
・・・以貴小伝 が事実かどうかの根拠はない ここは浅井長政の娘でよければ 長政が滅びた天正元年(1573年)
の翌年 天正2年(1574年)以前の誕生であるということが間違いない という程度のものと理解するのがよい


落城のクライマックス シーン
直前のエピソードは 見るものを惹きつける感動シーン

ここは 脚本家のフィクションであり
見る人の心を掴む カット である



・・・・・父の仇 ②へ 続く
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